PCUnit 1.7.0 リリース

PCUnit 1.7.0をリリースしました。

変更点は以下の通りです。

  • pcunit_mock.rbユーティリティでモック(スタブ)を生成できるようになった。
  • アサートマクロにPCU_ASSERT_MEMORY_EQUAL/PCU_ASSERT_MEMORY_NOT_EQUAL追加。
  • pcunit_register.rbに検索対象から除外するオプション(-e)を追加。
  • PCU_console_runの戻り値をPCU_runに合わせて追加。

1.7.0のタグをつけた後のコミットだけど、pcunit_register.rbでテストコードを検索するディレクトリを指定するオプション(-d)を複数指定できるようにしました。

1.6.0の変更点もブログに書いてなかったので、今さらですがここに書いておきます。主にJenkinsなどのCIツール対応。

  • PCU_runの戻り値を追加。テストに失敗がなければ0、1つでも失敗があれば非0を返す。
  • PCU_set_verboseを追加。テスト結果出力を冗長モード(成功/スキップしたテストも表示)にする。XML出力で集計するため。
  • pcunit_xml_output.rbを追加。テスト結果をJUnit形式のXMLファイルで出力する。
  • mallocを使用しないようにした。
  • C99のvsnprintfの使用を、C89のvsprintfに変更した。

pcunit_mock.rbについての記事もそのうち書きます。CMockを参考にしたので、C言語用モック生成ツールとしてはそれなりに使えると思います。